団体
日病が平成30年度事業計画を説明。“病院総合医”を育成、国民を巻き込み改革を
2503号 - 2018年4月 12日
日本病院会は3月27日、定例記者会見を開き、このほど開かれた社員総会で承認された平成30年度事業計画を相澤孝夫会長が説明した。相澤会長は、医師の働き方改革については地域の医療が崩壊しないようにしなければならないと訴えたほか、医療提供体制改革など様々な改革は、国民を巻き込んで進めていかなければならないとして理解を求めた。そのほか、遠隔医療やICTを利用した地域医療ネットワークの連携に向けた課題に取り組んでいくとした。
事業計画は、①一般社団法人としての基盤整備②適正な医療確保に向けた病院の基盤整備③医療の質と安全の推進④情報提供と広報活動⑤病院職員の人材育成⑥国際活動⑦医療関連団体との連携推進―の7項目からなる。