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日慢協が医療費効率化を提言。後期高齢患者は地域包括ケア病棟などへ
2443号 - 2017年1月 19日
日本慢性期医療協会の武久洋三会長は12日、定例記者会見で医療費の効率化について説明し、「75歳以上の患者は、地域の総合診療医にかかれば医療費は効率化される」、「後期高齢者の軽度中度の疾病については、地域包括ケア病棟や慢性期病棟のケアミックスなど、地域のバックベッドに入院すれば、入院医療費の大幅削減が可能になる」と述べた。
武久会長は、2025年に出生数が78万人になる将来推計を示し、「医療費は効率化される運命にある」と述べた。