団体
四病協が消費税の補てん不足を1000憶円と試算。対応の遅れを問題視
2518号 - 2018年8月 2日
消費税の補てん状況把握の調査方法に誤りが判明したことは、この日開かれた四病院団体協議会の総合部会でも話題になり、意見交換がなされた。総合部会後に記者会見した猪口雄二・全日本病院協会会長は「2014年から4年間、補てんされていることを前提に議論してきた。財務省では大臣まで診療報酬で補てんされているから問題ないと言っている。これがすべて打ち消された」とし、さらに「すぐに検証していれば、2016年、2018年と2回の診療報酬改定に見直しが間に合ったはずなのに、スルーしてしまった」と対応の遅れを問題視した。