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《2017国際医用画像総合展》島津製作所…Elmammo

2455号 - 2017年4月 13日


 島津製作所(京都市中京区)は、ユーザーの声に向き合う姿勢から実現した画像技術により、診断・治療を支援することで放射線医療に貢献している。また、同社の持つもう一つのコア技術である分析計測技術を臨床分野に応用し、予防や予後のフォローアップに向けた歩み(予防・診断・治療・予後)を始めている。医用画像技術・分析計測技術でヘルスケア領域でのさらなる貢献を目指し、ITEM2017では、乳房専用PET装置、近赤外光カメラシステムなどを紹介する。

◎乳房専用PET装置Elmammo
 Elmammoは、乳房疾患の診断に新たな臨床価値を提供する乳房専用PET装置である。主な特長は次のとおり。
▽痛みのない検査=乳房を取り囲むように検出器を円周上に配置。被検者は乳房を検出器ホールにセットするだけでリラックスして検査を受けられる。乳房を圧迫する必要がなく、圧迫に伴う痛みがない。
▽検査を心地よく=うつ伏せの姿勢をとりやすいよう、ベッドの顔の当たる部分にくぼみを設けた。直接肌に触れるマット素材の表面は柔らかく、内部は検査に必要な姿勢が保ちやすいよう、やや硬めのダブル構造をとることで、心地よさと検査時のセッティングのしやすさを兼ね備えた。さらに衛生面でも清掃しやすい素材を採用した。
▽女性へのいたわりをかたちに=検査に伴う負担をできるだけ和らげるよう、随所に女性の声を取り入れ、女性の視点で設計。やわらかなフォルムのデザインは、被検者が検査室に入った時の第一印象を和らげ、検査前の緊張感を取り除く。
▽容易なセッティング=乳房を挟み込まないので、セッティングがスムーズに行える。被検者がうつ伏せになり、乳房を検出器ホールにセットするだけで検査準備は完了。うつ伏せ姿勢をとることで、検査中は乳房が動きにくく安心して検査を進められる。また、短時間でセッティングできるので、介助する人の被ばくも最小限に抑えられる。
▽高解像度な画像を提供=一辺1.44mmの検出素子を搭載することで、高解像度化を実現し、微細な薬剤分布の観察を可能にした。また、直交三断面画像のボクセル・サイズは等間隔で、視野内で均一な高解像度画像を提供する。呼吸体動の影響を受けにくい“うつ伏せ姿勢”で撮像できることも、鮮明な画像が得られる理由である。
▽乳房用に最適化した最新DOI技術搭載=検出素子を小さくすると、放射線を捉える確率(感度)が低下する。全身PET検査後のごく微量な放射線に対しても高感度を確保するために、検出器を乳房に近接して配置するとともに、高感度と高解像度を両立できるDOI技術を搭載。独自の検出器構造およびアルゴリズムにより、全身用PETよりはるかに多くの情報を供給し、高精度な検査を実現する。
▽高い定量性を確保=解像度の向上は、部分容積効果を低減させ、定量性の確保に寄与する。全身用PET装置の開発で蓄積された吸収・散乱補正技術を応用し、高い定量性を確保している。病変部の悪性度を数値評価するSUV診断にも対応している。

◎近赤外光カメラシステムLIGHTVISION
 LIGHTVISIONは、血管・リンパ管等に投与した薬剤(インドシアニングリーン:ICG)に近赤外励起光を照射し、ICGから発生する微弱な近赤外蛍光を画像化することにより、組織表面下の血管やリンパ管の観察を可能にする近赤外光カメラシステムである。ICG蛍光法とも呼ばれる同手法は、手術中にリンパ管の同定や血流の確認などが短時間で容易に行えるため注目を集めており、特に乳がん手術時にセンチネルリンパ節を迅速に同定できる点において有用性が認められている。主な特長は次のとおり。
▽高精細なハイビジョン画質=ハイビジョンセンサを搭載しており高精細画像表示が行える。これにより蛍光を発する血管・リンパ管を明瞭に確認できるとともに、周囲組織や手術器具との位置関係を解像度の高い画像で確認しながら手術を行うことが可能である。正確さとスピードが求められる手術現場において的確で迅速な判断を支援する。
▽大型モニタに明瞭に表示可能=既設の大型モニタで表示した場合も十分な高解像度で画像表示することができる。離れた場所にモニタを設置しても確認が行えるため、手術スタッフ全員での情報共有もスムーズに行える。
▽ひと目でわかる3画面同時表示=モニタには可視画像、近赤外蛍光画像、可視+近赤外蛍光画像の3画面を同時表示できる。周囲組織と対比させながらICGの光る部分を確認することができるので、切除範囲の決定にも有効である。手術中に多くの情報をひと目で参照、確認することができ、手術時間の短縮につながる。
▽明るい部屋で撮影可能=手術室の照明を点けたままで撮影が行えるので、患部と撮影画像の比較が行える。
▽ハンズフリーで撮影可能=自立型伸縮アームの採用により、ハンズフリーで使用できる。手術スタッフの負担を低減するとともに、手振れのない画像表示を可能にする。

◎X線テレビシステムSONIALVISION G4
 今回新たに、透視でのさらなる低線量化を実現するSUREengine FASTを搭載したSONIALVISION G4は、リアルタイム性を保ちながら、残像のないクリアな画像で内視鏡をサポートするX線テレビシステムである。
 同装置では、デジタル任意断層撮影機能・トモシンセシス(オプション)の搭載が可能となり、骨の形状や骨折の有無のより詳細な画像診断が可能となった。さらに、X線テレビシステムとして国内で初めて、腰椎および/または大腿骨近位部をスキャンすることで骨密度を簡単・短時間に測定できる骨密度測定アプリケーション「Smart BMD」(オプション)を搭載することにより、X線画像診断、骨密度測定といった骨粗鬆症の診断に必要な検査を一台の装置で行えるようにした。
 これにより、被検者を移動させることなく単純X線撮影、トモシンセシス撮影、骨密度測定といったより一層信頼性の高い検査が行え、超高齢社会を迎えた本邦における骨粗鬆症診断を強力に支援する。


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