行政
中医協が合併後の新病院を継続してDPC対象病院と認める
2417号 - 2016年6月 30日
中医協は22日の総会でともにDPC対象病院であり、7月1日付で合併する兵庫県の加古川西市民病院(397床)と同東市民病院(206床)の統合・再編による新病院(600床。名称は加古川中央市民病院)の扱いについては引き続き「DPC制度への参加を認める」とするDPC退出等審査会(田辺国昭審査会長)の審査結果の報告を受けた。合併・分割に関する基準として、①合併前の主たる病院がDPC対象病院であること②申請の直近1年間以上にわたり継続してDPCデータが提出されていること③同じく1年間のデータ/病床比が1ヵ月あたり0.875以上であること―を2病院が満たし、入院患者と職員を引き継ぐなど合併後の新病院の機能・診療実態等に一定の連続性が認められ、要件を引き続き満たすことが期待されると判断された。