行政
厚労省・医師需給分科会が医師偏在対策の具体化で議論。一定の規制に踏み出す
2429号 - 2016年9月 29日
厚生労働省医政局の医療従事者の需給に関する検討会(森田朗座長)に設置された「医師需給分科会」(座長=片峰茂・長崎大学学長)は15日に第7回会合を開き、6月に集約した一定の規制に踏み出す医師偏在対策のメニューを具体化するための議論を開始した。医療計画による対策強化、地域枠の運用見直し、専門医の定員調整と権限の明確化などの直接的な対策の考え方の詰めに入ったもので、12月までに分科会としての取りまとめを行い、社会保障審議会医療部会に報告する。