行政
中医協総会で30年度診療報酬改定に向け入院医療の評価を議論
2453号 - 2017年3月 30日
「効率性」の視点提示
機能分化・連携の支援も
中央社会保険医療協議会(田辺国昭会長)は15日に総会を開き、次期診療報酬改定に向けた検討課題のうち「入院医療」の評価のあり方を巡る2回目の議論を行った。事務局(厚労省保険局医療課)は、7対1をはじめとする入院基本料、地域における医療機関間の機能分化・連携に関する現状や課題・論点を提示、入院医療の評価については患者の状態と機能に応じた評価の整合性(効率性)も考慮してはどうかとの方向を示したが、診療側委員からは反発する意見が出された。