行政
厚労省・医師の働き方検討会が研鑽の考え方を提案。上司の指示、影響大きく
2534号 - 2018年11月 29日
事務負担増や指示のバラツキに懸念も
厚生労働省は19日、第12回医師の働き方改革に関する検討会を開き、医師の研鑽についての基本的な考え方と労働時間管理の取扱い方の案を示した(別掲)。これに対して構成員からは「上司の指示」の有無が研鑽と労働の切り分けに大きな影響を与えるとし、上司の負担が増えることや上司の指示のバラツキによる不公平感を指摘する意見が相次いだほか、病院の萎縮経営にもつながりかねないとの懸念も挙がった。