行政
消防庁が救急の現況を発表。救急出動598万件に、26年も最多を記録
2394号 - 2016年1月 14日
消防庁は12月22日、平成27年版の救急・救助の現況を取りまとめて公表した。それによると、26年中の救急自動車による全国の救急出動件数は598万4921件と前年比6万9238件、1.2%増加、このうち搬送人員は540万5917人と前年比5万9830人、1.1%の増加となり、ともに過去最多を記録した。出動件数は600万人に迫る状況にあり、搬送された者のうち65歳以上の高齢者は初めて300万人を突破した。救急自動車は5.3秒に1回の割合で出動、国民の24人に1人が搬送されたことになる。