行政
消防庁が平成29年版救急・救助の現況を公表。28年中の救急搬送は過去最多に
2490号 - 2018年1月 4日
消防庁は12月19日、平成29年版の救急・救助の現況を取りまとめて公表した。救急業務の実施状況をみると、28年中の全国における救急自動車による救急出動件数は約621万件、搬送人員数は約562万件となり、ともに過去最多を更新した。救急自動車は5.1秒に1回の割合で出動、国民23人に1人が搬送されたことになる。救急医療機関に搬送される件数が年々増加する中で、急病の占める割合と65歳以上の占める割合は年々拡大、28年は85歳以上の占める割合は初めて100万人を突破した。