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在宅療養の希望は約3割、うち6割が「実現困難」と回答。都民の健康と医療の意識調査 東京都

0407号 - 2015年4月 7日


 東京都福祉保健局は3月30日、「都民の健康と医療に関する実態と意識」調査の速報を発表。それによると、長期療養が必要になった際に自宅療養を続けたい人の割合は約3割、そのうち約6割が「実現が難しいと思う」と回答したことがわかった。

 調査は2014年10月15日〜11月14日に、都内に居住する6000世帯および14年10月15日現在20歳以上の世帯員を対象に聞き取り調査を実施したもの。回答を得られたのは3597世帯(8233人・回収率60.0%)、このうち満20歳以上の世帯員は6403人だった。

 集計対象者8233人の世帯員の性別は、男性47.3%、女性52.2%、平均年齢は男性46.1歳、女性48.6歳。平均世帯人員は2.3人、世帯人員で最も割合が高いのは「2人」32.9%、次いで「1人」30.5%。世帯員の41.3%が被雇用者で、そのうち「正規の職員・従業員」25.2%、次いで「パート」6.3%、「アルバイト」3.2%と続く。世帯収入の種類は「賃金・給料」が54.4%、「年金・恩給」が29.5%の順。世帯の年間収入(2013年分)は「200万円〜300万円未満」が14.7%と最も高く、「300万円〜400万円未満」13.7%、「100万円〜200万円未満」12.5%と続いている。

 風邪などで最初にかかる医療機関は、「近くの診療所」が74.6%で最も高く、次いで「地域の病院」15.4%、「都立病院や大学病院などの大病院」4.0%だった。また、「わからない」「無回答」を除く7940人にその医療機関がかかりつけ医か聞いたところ、「はい」が81.2%だった。

 過去1年間に医療機関を受診した人(6443人)のうち、休日・夜間に受診した人は、「休日のみ受診」が2.9%、「夜間のみ受診」が3.0%、「休日、夜間ともに受診」が1.6%で、合計7.5%(486人)だった。受診した人の交通手段は「自家用車」が41.6%と最も高く、次いで「タクシー」が21.8%だった。

 緊急時の対応について(複数回答)、「救急車を呼ぶ」56.3%、「救急医療機関や当番医に電話で相談する」34.9%、「家族や知人に相談」26.6%、「自家用車やタクシーで救急医療機関や当番医に受診」24.0%、「救急相談センター(#7119)に電話する」22.1%などの順だった。

 この1年間に医療機関を「受診した」割合は81.0%、「受診していない」は17.2%。受診者の傷病名は「歯の病気」が41.0%と最も高く、次いで「高血圧症」20.0%、「急性鼻咽頭炎(かぜ)」19.4%、「眼の病気」18.5%、「花粉症」12.5%と続いた。

 医療情報の入手方法は、「知人・友人からの情報」42.2%、「テレビ・ラジオ」36.9%、「医師からの情報」30.1%など。医療機関を選ぶ際に必要な情報は、「診療日・診療時間」60.1%、「かかりたい医療機関の所在地・連絡先等」59.4%、「実施している手術・治療の内容や件数等の診療実績」34.6%など。

 脳卒中の後遺症や末期がんなどで長期療養が必要になった場合、理想として自宅療養を続けたいか聞いたところ、「思う」が32.6%、「思わない」が30.9%、「わからない」32.9%だった。
 「思う」と答えた人(2089人)に実現可能か聞いたところ、「可能だと思う」が23.0%、「難しいと思う」が58.4%と倍以上の差が出た。
 在宅療養の実現が難しいと答えた人(1220人)に理由を聞いたところ、「家族に負担をかける」が79.8%と最も高く、「急に病状が変わったときの対応が不安」54.3%、「在宅医療や在宅介護でどのようなケアを受けられるかわからない」が53.4%に上った。

 健診状況について40歳以上75歳未満の人(3859人)に聞いたところ、過去1年間に健診や人間ドックを「受けた」が69.0%、「受けてない」が27.4%。
受けていない人(1058人)に理由を聞いたところ、高い順から「現在、健康に問題はなく、必要性を感じないから」30.5%、「医者にかかっているから」29.8%、「時間がとれなかったから」25.0%だった。
 また、健診・人間ドックを受けた人(2662人)のうち、「指摘あり」が51.6%、「指摘なし」が44.9%。指摘内容は「血中の脂質異常」が30.6%と最も高く、次いで「高血圧」21.9%だった。
 指摘(肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常)を受けた人(1374人)に特定保健指導を受けたか聞いたところ、「案内がなかった(指導の対象者にならなかった)」が40.5%、「受けた」27.7%、「特定保健指導の案内はあった(利用券が送付されてきた)が受けなかった」が12.4%。また、受けた人(380人)の指導内容は、「動機付け支援」56.6%、「積極的支援」21.6%だった。


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