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「新生物〈腫瘍〉」の45.5%で初診時に自覚なし 平成29年受療行動調査の確定数を公表 厚労省

0322号 - 2019年3月 22日


 厚生労働省は15日、「平成29年受療行動調査(確定数)」の結果を取りまとめ公表した。受診した病気や症状を初めて医師に診てもらった時に「自覚がなかった」人の割合は、「新生物〈腫瘍〉」が45.5%と高く、「悪性新生物〈腫瘍〉」で「自覚がなかった」が多かったものは「気管、気管支および肺の悪性新生物〈腫瘍〉」で64.3%に上っていた。

 調査は一般病院を利用する患者(外来・入院)を対象に、層化無作為抽出した一般病院を利用する患者を調査の客体とした。外来患者は、通常の外来診療時間内の来院者を客体とし、在宅患者は対象者から外している。
 調査は平成29年10月17日(火)~19日(木)の3日間のうち医療機関ごとに指定した1日。
 調査票配布数は、総数18万6709件、回収数14万7194件(回収率78.8%)、有効回答数14万5700件。外来は12万2817件、回収数9万6597件(回収率78.7%)、有効回答数9万5512件、入院は6万3892件、回収数5万597件(回収率79.2%)、有効回収数5万188件だった。また、病院の種類別では、総数490、特定機能病院35、大病院68、中病院144、小病院120、療養病床を有する病院123だった。

 調査によると、外来患者の診察等までの待ち時間は「15分未満」が27.1%、「15分~30分未満」が22.9%、「30分~1時間未満」が20.1%と待ち時間1時間未満が約7割を占めた。診察時間は、「5分~10分未満」が38.3%、「5分未満」が28.2%、「10分~20分未満」が12.9%。病院の種類別では「5分未満」は療養病床を有する病院で33.3%と最も高く、特定機能病院で17.8%と最も低くなっていた。

 外来患者が受診した病気の症状を初めて医師に診てもらったとき、「自覚症状があった」は68.0%、「自覚症状がなかった」は25.8%だった。「自覚症状がなかった」と回答した人の受診理由をみると、「健康診断(人間ドックを含む)で指摘された」が42.7%、「他の医療機関で勧められた」が23.0%だった。
 主な傷病分類別に自覚症状の有無をみると、「自覚症状がなかった」は、「新生物〈腫瘍〉」で45.5%、「内分泌、栄養および代謝疾患」で45.2%と高い割合を示した。
 悪性新生物〈腫瘍〉の中で、「自覚症状がなかった」が多かったものは「気管、気管支および肺の悪性新生物〈腫瘍〉」が64.3%、「前立腺の悪性新生物〈腫瘍〉」が59.7%、「肝および肝内胆管の悪性新生物〈腫瘍〉」が55.6%だった。

 病院に対する全体的な満足度を聞いたところ、全体として病院に「満足」していると回答した人の割合は外来で59.3%、入院で67.8%、「不満」は外来、入院ともに4.3%となっていた。
 病院種類別では、「満足」と回答した割合は、外来、入院ともに特定機能病院で最も高く(56.4%と63.5%)なっていた。
 項目別に満足度をみると、外来、入院ともに「満足」と答えた人の割合が高い項目の上位は「医師による診療・治療内容」「医師との対話」「医師以外の病院スタッフの対応」となっており、外来で5~6割程度、入院で約7割となっていた。
 一方、「不満」と答えた人の割合は、外来では「診察までの待ち時間」が26.6%、入院では「食事の内容」が14.9%と最も高くなっていた。
 また、外来では前回(平成26年受療行動調査)と比較し、全項目で「満足」の割合が向上していた。


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