日病
日病が28年度診療報酬改定を総括。“現場感覚での改定”と評価
2402号 - 2016年3月 10日
日本病院会(堺常雄会長)の2月29日の定例記者会見で、万代恭嗣・日病社会保険診療報酬委員会委員長(中医協委員)は平成28年度診療報酬改定全体を総括し、「(医療)現場の意見を現場感覚で(改定に)取り入れているところが非常に大きい」と述べ、今改定内容を高く評価した。一方、堺会長は、社会保障審議会医療部会で問題視されている新専門医制度に対して、「議論の推移を見守り、制度が実効性のあるものになるよう専門医機構(池田康夫理事長)をバックアップしていきたい」との日病の考え方を示した。