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《2016国際医用画像総合展》島津製作所…Elmammo

2407号 - 2016年4月 14日


 島津製作所(京都市中京区)は、X線診断システムにおいて、より多様化・充実した臨床付加価値を生み出し、検査・診断の精度向上と患者、スタッフ双方に負担の少ないやさしい検査を実現している。ITEM2016では、これら製品・アプリケーションとともに、治療分野において新たに展開した近赤外光カメラシステム、臨床での可能性が注目される乳房専用PET装置などを紹介する。

◎Elmammo
 Elmammoは、乳房疾患の診断に新たな臨床価値を提供する乳房専用PET装置である。主な特長は次のとおり。

▽痛みのない検査=乳房を取り囲むように検出器を円周上に配置した。被検者は乳房を検出器ホールにセットするだけでリラックスして検査を受けられる。乳房を圧迫する必要がなく、圧迫に伴う痛みがない。
▽検査を心地よく=うつ伏せの姿勢をとりやすいよう、ベッドの顔の当たる部分にくぼみを設けた。直接肌に触れるマット素材の表面は柔らかく、内部は検査に必要な姿勢が保ちやすいよう、やや硬めのダブル構造をとることで、心地よさと検査時のセッティングのしやすさを兼ね備えた。さらに衛生面でも清掃しやすい素材を採用した。
▽容易なセッティング=乳房を挟み込まないので、セッティングがスムーズに行える。被検者がうつ伏せになり、乳房を検出器ホールにセットするだけで検査準備は完了。うつ伏せ姿勢をとることで、検査中は乳房が動きにくく安心して検査を進められる。また、短時間でセッティングできるので、介助する人の被ばくも最小限に抑えられる。
▽乳房用に最適化した最新DOI技術搭載=検出素子を小さくすると、放射線を捉える確率(感度)が低下する。全身PET検査後のごく微量な放射線に対しても高感度を確保するために、検出器を乳房に近接して配置するとともに、高感度と高解像度を両立できるDOI技術を搭載。独自の検出器構造およびアルゴリズムにより、全身用PETよりはるかに多くの情報を供給し、高精度な検査を実現する。

◎Trinias F12MiX package
 島津独自の超高速画像処理技術により、実現したSCORE Imaging。優れた視認性、豊富なイメージガイダンス機能、治療に即したリアルタイム性、高度な3Dアプリケーション技術。その場で判断し治療に結びつける先進のインターベンションを強力に支援する血管撮影システムである。F12は、床置式Cアームの回転軸と基台部に合計6つの軸を有することで、広いカバー範囲を実現した。特に基台部のトリプルピボット構造は自在なアームセッティングを可能にしている。

◎SONIALVISION G4
 SONIALVISION G4は、高画質を実現したFPD搭載のX線テレビシステムである。同装置では、デジタル任意断層撮影機能・トモシンセシス(オプション)の搭載により、骨の形状や骨折の有無のより詳細な画像診断が可能となった。さらに、国内で初めてX線テレビシステムでの骨密度計測を可能にしたアプリケーション「Smart BMD」(オプション)を搭載することにより、従来は、専用装置が必要であったDXA法による骨密度測定を、腰椎および/または大腿骨近位部をスキャンするだけで簡単・短時間に測定できる。X線画像診断、骨密度計測といった骨粗しょう症の診断に必要な検査を1台で行える。これにより、被検者を移動させることなく単純X線撮影、トモシンセシス撮影、骨密度計測といった、より一層信頼性の高い検査が行え、骨粗しょう症の診断を強力に支援する。


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