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《HOSPEX Japan2015特集》三機工業

2388号 - 2015年11月 19日


ノンドラフト型快適空調システム
快適性と冷暖能力を両立

 三機工業(東京都中央区)は、病院向けに快適性と冷暖房能力を兼ね備えたノンドラフト型快適空調システム「MEDIFORT」(メディフォート)を出展する。病床の患者は気流を感じない一方で、ベッド周辺の医療従事者らには快適な気流を供給し、空調システム全体として十分な冷暖房能力を有することが特長。展示ブースで実機を紹介するとともに日本医療福祉設備学会で実用化の背景や快適さを示す検証実験結果などを発表する(一般演題第1日目E会場)。
 病室では一般的に室内の空気を直接冷却または加熱して循環させる対流空調が採用されているため、気流が直接身体にあたって不快感を生じさせることが課題だった。一方、天井パネルを冷温水で冷却または加熱してパネル表面からの輻射熱で冷暖房する輻射空調は、送風しないものの冷暖房能力が不十分な場合もあり、また、漏水や換気不足の可能性、高コストなど別の問題も指摘されていた。

 メディフォートはこれらの課題を克服し、輻射空調の「快適性」と対流空調の「冷暖房能力」の2つの方式の利点を兼ね備えた空調システム。天井輻射パネルの吹出口下面の一部に設けられたサイドパンチング、スリットおよびチャンバー内の整流機構で構成されている。
 設計の工夫は、スリットの角度を45度に曲げることで下面への気流を誘引する独自の吹出口を用いることにより、主にベッド周辺に向けて囲い込むように空調気流を供給するようにした点。患者はドラフトを感じることがなく、輻射熱で冷温感が得られる。一般に冷暖房時におけるドラフトの目安として、冷房時に毎秒0.25メートル以上、暖房時に毎秒0.15㍍以上の気流にあたると不快感が生じるとされているため、メディフォートではベッド上の気流は常に毎秒0.15メートル以下とした。
 一方、見舞客や医療従事者は、爽やかな気流を感じることができるようにした。パネル1台あたりの風量は最大で毎時250立方メートル。4床室の場合はパネル4台、毎時1000立方メートルで、冷房能力4.4キロワット、暖房能力9.8キロワットを確保。床面積1平方メートルあたりに換算すると冷房が130ワット、暖房が300ワットとなる。  設置に当たっては、新築はもちろん、改修でも既設吹出口を交換することで対応できる。空調音が静かなため、特別な消音対策も不要だ。


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